バイシクルクランチの正しいやり方と回数。効果を高めるポイントも!
フィットネス
2025年5月30日

バイシクルクランチのやり方・回数・正しいフォーム・効果を高めるコツ[トレーナー監修]

腹筋を効率よく鍛えたいなら、「バイシクルクランチ」はぜひ取り入れたいトレーニングのひとつ。上体のひねりと脚の動きを組み合わせることで、腹直筋だけでなく、腹斜筋や腸腰筋にもアプローチできます。

自宅で手軽にできる一方で、フォームを間違えると腰を痛めたり、効果が半減してしまうことも。正しいやり方を理解し、意識するポイントを押さえることで、トレーニング効果は大きく変わります。

本記事では、バイシクルクランチの基本的なやり方から、適切な回数設定、より効かせるためのコツまで解説します。

フィットネストレーナーとして活躍する鳥光健仁さん監修・出演のもと、画像や動画と一緒に解説します。

バイシクルクランチとは?

バイシクルクランチとは?

バイシクルクランチとは、足の動きに身体のひねりを加えた腹筋運動です。

一般的な腹筋運動などとは異なり、ツイストする動作を組み込むことで、お腹の横の部分への負荷を大幅に高めた脂肪燃焼効果が高いトレーニングです。

バイシクルクランチの正しいやり方

1. 膝を曲げて座り、地面と太ももが90度になるように足を上げる

2. 両手を頭の後ろにおき、おへそを見る

3. 自転車を漕ぐイメージで脚を動かしながら、対角の肘と膝をくっつけるように上半身をひねる

バイシクルクランチはどこに効く?

バイシクルクランチは、以下の筋肉に刺激が入るトレーニングです。

  • 腹直筋
  • 腹斜筋
  • 腸腰筋

くっきりと目立つ腹筋を手に入れたい人におすすめです。また、体軸の安定性が高まり、ランニングフォームの改善も期待できるメニューです。

何回やればいい? 回数の目安

動画では、20回×3セットで行っています。

ご自身の体力にあわせて回数を決めましょう。

バイシクルクランチの効果を高めるポイント

バイシクルクランチの効果をしっかりと得るために、以下のポイントを押さえてください。

  • 肘と膝をクロスしてタッチする
  • フォームを意識しながら回数をこなしていく
  • つらいときこそフォームを意識してお腹に力を入れる

「バイシクルクランチをやっても効果ない」と感じる人へ

「バイシクルクランチをやっても、効果が得られない」という人は、正しいフォームで出来ていない可能性があります。

バイシクルクランチだけではなく筋トレ全般に言えることですが、正しいフォームで行わなければ筋トレの効果を得ることができません。そのため、動作を1つずつチェックしながら行ってみてください。

「ラクにできている=きちんと負荷がかかってない」ので、動画を見て、正しいフォームで行うようにしましょう!

きつい、できない! そんな人はまず「クランチ」から

バイシクルクランチがきつい場合は、同じ腹筋運動の「クランチ」を挑戦してみましょう! 足を地面につけて行う筋トレのため、体を安定させながら腹筋を刺激できるでしょう。

クランチのやり方

  1. 仰向けに寝転がる
  2. 膝を軽く曲げ、手は頭の後ろにセットする
  3. 腹筋を意識して、上半身を丸めながら起こしていく
  4. 腹筋を意識しながら、ゆっくりと元の姿勢に戻す

バイシクルクランチがきつい時は、「クランチ」で腹筋を鍛えよう

実施回数 15回×3セット

ツイストクランチとバイシクルクランチの違いは?

ツイストクランチとバイシクルクランチの主な違いは、「体勢を起こしているか、いないか」です。

ツイストクランチとバイシクルクランチの違い

どちらもひねり運動を加えることで、腹斜筋・腹直筋などを刺激する筋トレです。

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トレーニング監修者

ReebokONEアンバサダー /ランニングトレーナー
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)

ReebokONEアンバサダー /ランニングトレーナー 鳥光健仁(とりみつ・たけのり)

1991年生まれ 千葉県出身。Vx4アドバイザリー/アクティブエイジ・ダイエット指導者。株式会社ブースト所属。ReebokONE アンバサダー / OMRON アンバサダー / i'm Protein アンバサダー / Reebok &RUNS / VX4アドバイザリー / EMS Basic Training Fitness Instructor / アクティブエイジ・ダイエット指導士 / ランニング/パーソナル トレーナー。Core Slimmer HMB 監修。 現役選手としてトレーニングを続けながら指導者としても活動をし、選手として学んできた知識とマネージャーとしての経験をもとに個人に合ったトレーニング方法を組み立てるランニングトレーナーとして活躍中。トレーニング方法だけでなく、シューズアドバイザー、食事サポートなどもこなし、「ランニング」の楽しさや「トレーニング」の楽しさを広められるように全国各地で活動。

<Text:MELOS編集部>