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2020年12月14日

「EMS腹筋ベルト」って効果あるの?つけるだけで筋肉はつく?お腹痩せは?ライザップトレーナーが解説

 ボディメイクに勤しむトレーニーたちが疑問に思っていることをピックアップし、専門家にぶつける本企画。今回は筋トレ民やダイエット中の人からの関心も高い「EMS(Electrical Muscle Stimulation)」について、業界最大手のパーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」のトレーナーが解説します。EMS腹筋ベルトで脂肪燃焼やお腹まわりの筋肉を鍛えることはできるのでしょうか。また、効果的な使い方とは。

Q. EMSを使った腹筋ベルトが気になっていますが、効果はあるのでしょうか?また、つけるだけでなんらかの変化は期待できますか?

A.筋肉を強制的に動かすため、装着することでカロリー消費が期待できます。トレーニングにプラスして活用すると、さらなる脂肪燃焼が期待できます。

 EMSの腹筋ベルトは、腹筋を強制的に動かすので、それによるカロリー消費・脂肪燃焼が期待できます。日常生活にも取り入れやすいので、続けやすいという点でおすすめです。

 一方で、EMSに頼りすぎず、自分の意思で筋肉を動かすということも大切です。少し難しい話となりますが、脳から“身体を動かす”という指令が出ることで、ようやく筋肉は動きます。この指令が高齢になると鈍ることがあります。そのため、EMSをサポート器具として普段のトレーニングなどにつけ足すことで、より効率的な脂肪燃焼が期待できるでしょう。

[プロフィール]
管野翔太(かんの・しょうた)
2012年RIZAP入社。RIZAPトレーナーの教育長としてRIZAPメソッドの構築やスタッフ教育に関わると共に、オリンピック選手やトップモデルなどを中心にパフォーマンスとボディメイクをサポートしている。 現在はサッカーJリーグ湘南ベルマーレの専属トレーナーおよび、RIZAPアスリート専門施設RIZAP Lab.の責任者としてアスリートのサポートを中心にRIZAPメソッドの進化に携わる。

取材協力
・RIZAP株式会社
・公式サイト https://www.rizap.jp/


<Text:編集部/Photo:Getty Images>