2020年9月30日

コオロギ由来のプロテインバー「BugMo Cricket Bar」食べてみた。味や栄養成分は?│編集部のヘルシー食レポ

 一部マニアから熱狂的に愛されている「昆虫食」。虫を食べるの? ムリ! という人もいそうですが、栄養価の高さを知れば、挑戦したくなるかもしれません。今回は、スポーツやアクティビティでプロテインバーを常食している人におすすめしたい、コオロギプロテインバー「BugMo Cricket Bar(バグモクリケットバー)」をご紹介します。

「BugMo Cricket Bar(バグモクリケットバー)」

 見た目もおしゃれで、オーガニックカフェなどで並んでいそうなパッケージです。しかし中にはコオロギ(クリケットパウダー)の栄養素がぎっしり詰まっているのです。

▲チョコレート味と抹茶味をいただく

 まずは抹茶味から。見た目はソフトクッキーのようです。サイズも割と大きめ。

▲強く握ると形が変わる柔らかさ。持ち運び時は事前に冷やすといいかも?

 食感もやわらかく、食べやすい。さわやかな酸味を感じたあと、抹茶の味がやってきます。後味は香ばしいような、なんというか……あのプロテインバーでも感じた後味です。もしかしてこれがコオロギの味?

 続いてチョコレート味です。かすかな塩味を感じた後、チョコレートの味がどっしりと追いかけてきました。原材料にデーツが含まれていたのでけっこう甘いのかと思いきや、ほどよい甘み。そしてやはり例の香ばしさが後味で残ります。抹茶味と同じくしっとりとした食感で、森永製菓の「ウイダーinバー プロテイン ベイクドチョコ」が好きな人なら好みかと思います。

このプロテインバー、栄養素がスゴイ

 バグモクリケットバーは、おいしいだけのバーではありません。使用されているクリケット(コオロギ)パウダーは、吸収のいい動物性たんぱく質であり、筋合成に必要な必須アミノ酸9種・BCAAを豊富に含んでいます。さらに亜鉛、鉄分、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB12、食物繊維、オメガ3まで摂れるという、まさにスーパーフード。おまけにクリケットパウダーに含まれる食物繊維「キチン質」は、一般的な食物繊維に比べて腸内の善玉菌を5倍ほど増加させるという研究もあるとのこと。

関連記事:高たんぱく低脂質。昆虫由来の「コオロギプロテインバー」登場

▲タンパク質10g、必須アミノ酸9種、1/2日分のオメガ3を1本に

 編集部的に注目したいポイントとしては、白砂糖フリー、添加物フリーである点。原材料を見ても、人工甘味料などは含まれていません。はちみつ、デーツ、オーツ麦、レーズン、クルミにナッツ類など、そのまま食べても身体にいいものだけで作られているので、安心していただけます。

 なんだか最近、いつものプロテインバーの味にマンネリ化してきた、おしゃれなバーが食べたい……そんな人は、ぜひ1度お試ししてみてはいかがでしょうか。

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BugMo Cricket Bar(バグモクリケットバー)

・抹茶味(56g)
原材料名:ハチミツ、オーツ麦、クルミ、レーズン、コオロギパウダー、卵白(卵含む)、デーツ、抹茶パウダー、ひまわり油
栄養成分:206kcal/たんぱく質10g/脂質7g/炭水化物27g/食物繊維3.1g/亜鉛0.69mg/鉄分1.5mg/カルシウム22.7mg/マグネシウム30.6mg/ビタミンB6 0.09mg/ビタミンB12 24mcg/食塩相当量0.3g
価格:税込882円(抹茶味&チョコレート味の2本セット)
※エビ・カニにアレルギーのある方はお控えください。

・チョコレート味(53g)
原材料名:デーツ、レーズン、カシューナッツ、クルミ、ピュアココア、コオロギパウダー、卵白(卵含む)、チアシード、岩塩(ヒマラヤ)
栄養成分:195kcal/たんぱく質10.8g/脂質8.7g/炭水化物23.8g/食物繊維4.2g/亜鉛1.0mg/鉄分1.8mg/カルシウム31.3mg/マグネシウム55.0mg/ビタミンB6 0.1mg/ビタミンB12 24mcg/食塩相当量0.3g
価格:税込882円(抹茶味&チョコレート味の2本セット)
※エビ・カニにアレルギーのある方はお控えください。

栄養成分や価格は2018年当時のものを記載しています。

販売場所 公式オンラインサイト
公式サイト https://bugmo.jp/

<Text & Photo:編集部>