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筋トレ上級者向けのトレーニング用語「開放運動連鎖(OKC)」と「閉鎖運動連鎖(CKC)」とは (1/2)

 筋トレに関する情報を調べていると、「OKCのエクササイズ」「CKCのエクササイズ」という言葉を目にすることがあります。一般の人にはなじみのないこの言葉、何のことを指しているのでしょうか。今回は、エクササイズを分類する際に使われる「OKC」「CKC」について解説します。

「OKC」「CKC」とは?

 カラダが動く際は複数の筋肉や関節がうまく連動しており、特にスポーツ競技の場合はこれが複雑で難しくなります。たとえばボールを投げる動作では、足で踏ん張って発生させた力を「下半身→体幹→上半身→腕→指」というように効率よく連動させ、力が伝わることによって速いボールを投げることができるのです。このように、それぞれの筋肉や関節が連動して動くことによってパフォーマンスを発揮することを「運動連鎖(キネティックチェーン)」と呼んでいます。

◆OKC=open kinetic chain(オープン キネティック チェーン)とは

 OKCとは「オープン キネティック チェーン:open kinetic chain」のこと。連動する関節のうち、遠位部の関節が自由に動くことができる場合の運動と定義されており、「開放運動連鎖」とも呼ばれます。OKCエクササイズは、簡単にいえばカラダの末端部分(足や手)を動かす(固定されていない)ものです。たとえば胸を鍛えるエクササイズならば、ベンチプレスやチェストプレス(体幹部が固定されていて、手を動かしている)などはOKCになります。

◆CKC=closed kinetic chain(クローズド キネティック チェーン)とは

 一方、CKCは「クローズド キネティック チェーン:closed kinetic chain」のこと。連動する関節のうち、遠位部の自由な動きが外力によって制限(固定)されているような場合の運動と定義されており、「閉鎖運動連鎖」とも呼ばれます。CKCエクササイズは、カラダの末端部分が床などに接した状態(固定されている)で、動かないものです。ベンチプレスやチェストプレスがOKCであるのに対して、プッシュアップ(手が地面に固定されていて動かず、肘の曲げ伸ばしを行っている)はCKCのエクササイズになります。

 これらは、運動連鎖の違いという観点で分けられています。OKC・CKCは、トレーニングプログラムやリハビリテーションプログラムを作るうえで参考になる考え方のひとつです。

OKCとCKC、どんなエクササイズがある?

 それでは、OKC・CKCにはどのようなエクササイズがあるのでしょうか。同じ部分を鍛えるエクササイズで比較してみましょう。

◆OKCのエクササイズ一例

・チェストプレス(胸)
・ショルダープレス(肩)
・ラットプルダウン(背中)
・レッグエクステンション(太もも前)
・レッグカール(太もも裏) など

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