ヘルス&メンタル
2024年4月5日
オーバートレーニング症候群とは。練習しすぎは逆効果!ストイックな人ほど注意 (1/3)
毎日がんばって練習や筋トレを行っているにもかかわらず、効果が上がらない。それどころか、逆に調子が悪くなってパフォーマンスが低下してしまう。もしかしたら、それは“オーバートレーニング症候群(オーバーワーク)”かもしれません。
がんばり過ぎによって起こるオーバートレーニング症候群は、プロのアスリートでも陥ることがあります。
今回はそんなオーバートレーニング症候群について、原因と症状のチェック項目、予防方法について紹介していきます。
オーバートレーニング症候群とは
トレーニングのし過ぎで疲労が蓄積し、回復できない状態
オーバートレーニング症候群とは、過剰なトレーニングが長時間続くことによって疲労が徐々に蓄積し、回復できなくなった慢性疲労状態のことを指します。
オーバートレーニング症候群の症状は?
オーバートレーニング症候群の症状として、以下のような状態が起こります。
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身体的な症状
いつも通りパフォーマンスを発揮できなくなる
日常生活でもカラダが重く感じる
息切れしやすい
食欲低下
手足のしびれ
体重の減少 など
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精神的な症状
不眠や不安
集中力低下 など
オーバートレーニング症候群には明確な診断基準がなく、体調が悪いだけ、あるいは精神的に疲れているだけなど、あまり深刻にとらえられることがありません。
また、調子が悪いのはコンディションが原因であると考え、調子を上げるためにさらにトレーニングに励んでしまう悪循環に陥りやすくなります。
では、どんなタイプがオーバートレーニング症候群になりやすいでしょうか。
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