フィットネス
ライフスタイル
2024年4月2日

「トレーニングの3原理&5原則」とは。筋トレ効果を引き出すルール (1/3)

筋トレの効果をきちんと出すためには、「トレーニングの原理・原則」を知っておく必要があります。毎日筋トレをするべきか、重量はどれくらいがいいのか、どのくらい続ければいいのかなど、トレーニング時によくあるギモンを解決する手助けにもなります。

筋肉を大きくして体を効率よく鍛えるために、初心者から上級者まで今一度、「トレーニングの3原理&5原則」を確認しておきましょう。

トレーニングの3原理とは

トレーニングの3原理には、「過負荷の原理」「可逆性の原理」「特異性の原理」があります。ひとつずつ解説していきます。

1.過負荷の原理

 日常生活以上の負荷をカラダに与えなければ、トレーニングの効果は現れません。これを「過負荷の原理(オーバーロード)」といいます。

トレーニングをしていてもいつも同じ負荷では、カラダが刺激になれてしまうため効果が現れにくくなります。

日頃から運動量が多く、階段の上り下りを繰り返す配達などの仕事をしている人は、どんどん痩せていくでしょうか。実際のところ、そんなことはないでしょう。すでにその刺激に慣れてしまっているため、カラダは変わりません。

カラダに変化を出すためには、つねに負荷を高めていくことが必要です。

▼筋肉を大きくするなら〇回で限界がくる重量にする


筋トレの重量設定と回数、よくある「間違った決め方」とは

2.可逆性の原理

トレーニングを行って高めた体力や筋量も、トレーニングを止めてしまえば元のレベルに戻ってしまうでしょう。これを「可逆性の原理」といいます。

体力や体型を維持するためには、トレーニングを継続していく必要があるのです。

▼マッスルメモリーという考え方がある


筋トレを休止しても、再開すれば筋肉はすぐ戻ってくる?メガロストレーナーが解説

3.特異性の原理

トレーニングはやり方(負荷設定など)によって効果が変わります。これを「特異性の原則」といいます。

筋力を高めたいのに筋持久力を高めるやり方をしていては、求める成果は現れません。どんな目的であれ、目的に合った正しいやり方を行う必要があります。

[AD]
筋トレで体が変わらないなら「食事」を変える!
▼税込5443円~▼

筋肉食堂DELI

次は、トレーニングの5原則を解説していきます。

1 2 3