2018年6月29日

「東京マラソン2019チャリティ」チャリティアンバサダーに就任しました!│寺田明日香の「ママ、ときどきアスリート~for 2020~」#6 (1/2)

 みなさん、こんにちは! 7人制ラグビーの寺田明日香と申します!

 6月も残すところあと数日となり、いよいよ夏本番が近づいていますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。サッカーW杯観戦で少し寝不足気味……という方、実は私も同じです。現地まで足を運んで観戦した方、夜中起きて目を擦りながらも応援した方、パプリックビューイングで観戦した方、さまざまいらっしゃると思います。W杯の盛り上がりをみていると、スポーツの醍醐味であるアスリートとファンの一体感、団結感を感じ、やはりスポーツにはものすごい力があると思わされます。

 さて、そんなW杯の盛り上がりの中で書く今回の記事は、なんと短距離専門の私が東京マラソンに関わることになりました!というお話です。今回も、お付き合いのほど、よろしくお願いします!

え! 私も東京マラソンを走るの!?

▲認定NPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹さん

 私の公式FacebookページやTwitterなどでもご報告させていただいたのですが、このたび来年3月3日(土)に行われる「東京マラソン2019チャリティ」のチャリティアンバサダーの命をおおせつかりました。

 病児保育や障害児保育などを事業としている認定NPO法人フローレンスさんが、「東京マラソン2019チャリティ事業」の寄付先団体に初めて選出されました。そのチャリティアンバサダーの打診を、現役ママアスリートである私がいただいたというわけです。

 2015年7月~9月に放送されたドラマ「37.5℃の涙」、ご覧になった方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。病気にかかってしまったお子さんのお世話をする病児保育士を主人公にしたこの物語、実はこのフローレンスさんがモデルとなっています。

 ドラマの放送当時、私の娘は1歳になる前後で保育園探しを検討していた日々で、勝手に私たち家族の姿に重ね合わせながら毎週の放送を心待ちにし、毎回夫婦で涙しながら見ていました。

 アスリートという前にママである私にとって、フローレンスさんのご活動・存在はとても心強いものです。

 そんなフローレンスさんから、「フローレンス広報大使としてチャリティを盛り上げてほしい」というご協力依頼をいただきましたので、内容もよくわからないまま二つ返事で「ご協力全面OK!」してしまったのですが、よくよく聞くと「ぜひフルマラソンを走ってください!」と……。

 はい、私寺田は同じ陸上競技でも短距離が専門、今取り組んでいる7人制ラグビーでも短距離で勝負する「速筋アスリート」ですので、長い距離は苦手。おそらくこれまで最長でも10㎞程度しか走ったことがないと思われます。

 しかし、そこはやはりアスリート。

 伊達公子さん、古田敦也さん、岡崎朋美さん、星奈津美さんなど、枚挙に暇がないほど多くの先輩アスリートが競技引退後に東京でフルマラソンを走っていることは存じていましたし、私自身も練習で東京マラソンのコースの一部をジョギングしたりしています(住まいのすぐそばが東京マラソンのコースです)。さらには上記のように、ほかでもないフローレンスさんからのご依頼……。

 このようなわけで、フローレンス代表の駒崎弘樹さんと一緒に出走することを決意しました!

 一説では最初しっかりと走れれば、あとはヘバっても大丈夫! という話もありますし、ケガには気をつけながら、フローレンスの広報大使としてしっかりと走っていきたいと思います。そして日本一といわれる東京マラソン独特の雰囲気や私にとっては未知の領域である42.195㎞の長旅も楽しみです!(恐ろしさ半分……。)

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