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ジムでありがちな迷惑行動5つ。マナーが悪い常連にならないよう周囲に配慮しよう

 スポーツクラブ、おもにトレーニングエリアを使用する際にありがちなマナー違反行動。ジム初心者から気持ちよく運動に取り組むため、しっかり覚えておいてください。

大きな音を立ててトレーニングマシンを扱ってしまう

  初心者でありがちなのが、トレーニングマシンを大きな音を鳴らしながら扱ってしまうこと。この音の原因は、マシンのプレートによるものです。

 トレーニングマシンは重りとなるプレートがいくつも重なっていて、力を入れると重量設定したところでプレートが浮き上がるという構造になっています。しかし元の姿勢に戻るとき、一気に力を抜いて戻すことでプレートが元の位置に落ちてしまい、プレート同士がぶつかって音を鳴らすのです。そのような使い方はマシンを傷めるだけでなく、トレーニング効果にも影響します。筋トレは力を入れるときだけでなく、元の姿勢に戻るときにゆっくりと動作スピードをコントロールすることで効果が高まるもの。一気に力を抜いて元の姿勢に戻すと、その負荷が減り、効果が減少してしまうのです。

常連でもよく見かけるNG行為でもある

 初心者でなくても、力自慢アピールなのか音を鳴らしながらトレーニングしている常連も少なくないでしょう。しかしそういう人は、実のところまわりから白い目で見られています。くれぐれも、マシンの扱いに気をつけましょう。

マシンやジムアイテムの汗を拭きとらない

  トレーニングをすれば、必ず汗をかきます。使用したマシンやダンベル、ストレッチマットなどについた汗を拭かず、そのままにしてしまわないように気をつけましょう。どのスポーツジムでも、タオルはマシンやエリアごとに備えつけられています。これは使用時についた汗を拭き取るためのものですので、きちんと活用しましょう。

 特に、トレッドミルやエアロバイクなどの有酸素運動マシンでは注意が必要です。トレーニング後はもちろん、走っている最中に汗をまき散らしたまま、マシンを拭かずそのままにしている人も見かけます。そのうえ、ポタポタと汗が垂れているのにもかかわらず、流れる汗を拭かずにジム内を歩いている人まで。点々とフロアに落ちる汗は、周りの利用者にとっては迷惑でしかありません。きちんと汗を拭き、周囲に配慮しましょう。

マシンを独占してしまう

  混んでいる時間帯にスポーツクラブへ行くと、使いたいマシンが他の利用者で埋まっていることがあります。そんなときに、イラッとしてしまうのがマシンの独占です。

 トレーニングを頑張っているならまだしも、混んでいるにもかかわらずマシンに座りながら他利用者と話している。そんな人に限って、インターバルが長くなかなかマシンが空きません。マシン待ちをしている人がいなくても、インターバル時にはマシンやベンチの汗を拭き、一度離れる心遣いが大切です。

常連同士がおしゃべりをして占領してしまうことも……

 なお、こうした行動はどちらかといえば常連の人に多く見られます。これからスポーツジムに通う人は、ジムに慣れて顔見知りが増えたとしても、そうならないように気をつけましょう。

大声を出してトレーニングをする

 トレーニングエリアからたまに聞こえる大きな声。一瞬、何があったのかと見てしまいます。こうしたトレーニング中の大声も、マナー違反ですので気をつけましょう。

 大声を張り上げてトレーニングするのはほぼ男性。特に、ハードなトレーニングを行っている人に多く見られる行動です。たしかに限界ギリギリの重量でトレーニングしているときは、全力を出すために声を出した方が力の発揮も高まります。また、安全面でも効果的なのですが、さすがに遠くにいても聞こえるような大声は迷惑でしょう。

 重い重量を持ち上げる際、つい声が出てしまうのは仕方のないことだと思います。しかし、意識して自ら大声で叫ぶことはやめましょう。周囲から見ると、ただ重いものが持てることをアピールしていると思われてしまうかもしれません。

ジムエリアを撮影スポットにしてしまう

 最近はSNSの影響で、トレーニング中に自撮りしている人が増えています。しかしジムエリアでの撮影は、ジムによって禁止されていることもありますので注意しましょう。どうしても写真を撮りたいのであれば、必ず施設に確認してください。

 また、更衣室での撮影はもちろんいけません。どんなに自分の肉体に見惚れていても、写真撮影はやめましょう。

無自覚な人も多いので、自分の行動を振り返ってみて

  お金を払っているから、何をしてもいいというわけではありません。スポーツジムは、大勢の人が使う公共の場です。今回ご紹介したものは、特にやりがちな行動ですので注意しておきましょう。

関連記事:スポーツジム初心者へ!トレーニングマシンの名前と使い方11選

[筆者プロフィール] 
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。医療系・スポーツ系専門学校での講師のほか、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、さまざまなメディアで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)の認定トレーニング指導者
【公式サイト】https://wada0129.wixsite.com/takumiwada
【公式Facebook】https://www.facebook.com/pt.wada/https://wada0129.wixsite.com/takumiwada

<Text:和田拓巳/Photo:Getty Images>

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