2020年4月22日

NIKEから新作ランニングシューズ「ズーム ペガサス 37」登場。新谷仁美選手も愛用&太鼓判

 1983年に登場したNIKE(ナイキ)の定番人気モデル「ペガサス」。その最新モデルとなる「ナイキ エア ズーム ペガサス 37」が、4月28日(火)より発売されます。

より大きなエネルギーリターンもたらす新シューズ

 陸上界は現在、同社の厚底シューズが席巻していますが、これはあくまでレースでの話。練習シーンでは、今回の「ペガサス」のような長時間走れるモデルが重宝されています。

 たとえば、今年1月に開催されたヒューストン・ハーフマラソンで、「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」を着用し、1時間6分38秒の走りで日本記録を14年ぶりに更新した新谷仁美選手(積水化学)も、ペガサス愛用者の1人。

 新谷選手はペガサスシリーズについて「ロングランニングなどの練習の際にペガサスを愛用しています。レースではいわゆるナイキの厚底シューズを愛用していますが、そこで最大限の力を発揮するために、きちんとトレーニングを積む上で、安心して距離も走れるペガサスなどで練習することが重要です」とコメント。

 さらに「反発性と安定感が相まって、スピード練習にも適していると思います。また、ロングランニングだけでなく、クロスカントリーといった不安定な場所でもおすすめな一足です。私は足底筋膜炎でかかとが痛くなってしまうのですが、ペガサスなら硬いアスファルトの上でもストレスなく走る事ができます」と、ペガサスの着用シーンについても語っています。

 そんなペガサスですが、最新モデル「ナイキ エア ズーム ペガサス 37」となり、新しくなった点がいくつかあります。まずは、前足部のみに衝撃吸収素材「ズーム バッグ」が配置されたこと。前モデルと比べると「ズーム バッグ」の厚みは約2倍となり、より大きなエネルギーリターンに貢献しています。

 また、ナイキ自慢の「エア ズーム テクノロジー」がミッドソールのリアクトフォーム上に設置されたことで、反発性と耐久性が向上。中足部のデザインが改良され、フィットバンドで足がシューズにしっかりと固定されるようになっています。

 こうした進化を遂げつつも、ワッフルのラバーアウトソールの耐久性や快適さ、フィット感にもフォーカス。変わらない履き心地のよさが実現されています。

 「ナイキ エア ズーム ペガサス 37」は、4月28日(火)より同社通販サイト「NIKE.COM」などで発売されます。価格は税込14,300円です。

<Text:辻村>