2019年7月30日

東京五輪チケットの追加抽選販売が正式決定。開・閉会式は対象外、第1次抽選販売の落選者のみ、8月8日開始

 先日、東京五輪のチケット当選者が発表されましたが、「たくさん申し込んだのにすべて外れてしまった」と落胆している方も多いでしょう。

 東京2020組織委員会は、先の第1次抽選販売で当選しなかった方を対象に、追加抽選販売を実施すると発表しました。

申込受付期間は? 開会式、閉会式は対象外

 気になる追加抽選の申込み受付期間ですが、8月8日(木)未明から8月19日(月)11時59分までとなっています。

 対象は、第1次抽選販売で1枚も当選しなかった方なので、すでに1枚でも当選した方は、申し込みをすることができない点にご注意ください。

《対象者》
・第1次抽選販売で 1枚も当選されなかった方

《非対象者》
・第1次抽選販売に申し込みされていない方
・第1次抽選販売で当選された方(購入手続をしなかった方を含む)
・今回の追加抽選販売にて2セッション以上の申し込みをされた方
※今回の追加抽選販売の対象ではない方も、システム上申し込みは可能なものの、申し込みは無効となり、自動的に落選となりますのでご注意ください。

 なお、今回の追加抽選販売で対象となるのは、水泳、陸上競技、野球、サッカー、バスケットボール、体操など20競技・170セッション。開会式、閉会式は対象外となっています。

 当選結果は9月11日(水)発表。購入手続きは、同日より9月24日(火)23時59分までなので、当選した方は、忘れずに購入手続きを済ませましょう。

当選機会を広げるサービスは継続

 第1次抽選販売で導入されていた「カスケードサービス」と「第2希望選択サービス」は、今回の追加抽選販売でも継続されます。

 「カスケードサービス」とは、申込時に希望した席種の抽選結果が「落選」となっても、一つ下の席種のチケットが販売定数に達していない場合、同チケットについて抽選対象とすることができるものです。こちらは申込時に希望する必要があるので、当選確率を上げるためにも申し込んでおきましょう!

 「第2希望選択サービス」は、抽選申込時に、第2希望の申込が可能なサービスです。こちらは競技をまたいで申し込むことが可能。第2希望選択をしておけば、第1希望が落選しても、次に観たいセッションのチケットが入手できるかもしれません。なお、第1希望・第2希望を同じセッションで申込むことはできないのでご注意ください。

不正転売チケットでは入場NG

 さて、さまざまなライブやフェスなどのチケットが高額転売され問題になっていた昨今ですが、東京2020五輪では、不正転売されたチケットで会場に入場できない点に留意してください。

 チケットを購入したものの、どうしてもいけなくなった場合は、2020年春以降に、公式リセールサービスがスタートするので、そちらを利用しましょう。定価で不要なチケットを公式転売することが可能なので、買い手側も売り手側も、損をしない仕組みが構築されています。

 再度にはなりますが、追加抽選申し込みは8月8日(木)未明からなので、第1次抽選販売で外れてしまった方は、忘れずに申し込みましょうね!

▲今後の販売スケジュール

・TOKYO 2020 ID 登録サイト
https://id.tokyo2020.org

<Text:辻村>