インタビュー
2019年5月21日

ラストアイドル・安田愛里「バスケで経験した悔し泣きからチームプレイを学びました」(前編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#21 (1/3)

 スポーツにガチで打ち込んだ経験を持つアイドルに、その思い出や競技の魅力について語ってもらうインタビュー連載「アイドルと、スポーツと、青春と。」。

 今回お話を伺ったのは、秋元康プロデュースのオーディションバトル番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系)から生まれたグループ、ラストアイドルの安田愛里さんです。

 その抜群のスタイルは運動経験の賜物。小学校3年生でバスケットボールを始め、ミニバス時代はほぼ毎日練習、中学に入ってからも芸能活動の傍ら部活を継続して計7年間は続けたそうです。

 また、今年の3月にグループ全体で挑戦した“歩く芸術”の舞台となったのは、プロバスケットボール「B.LEAGUE(Bリーグ)」の試合会場。川崎ブレイブサンダースのホームコートのハーフタイムショーとして行われ、奇しくもプロのコートに立つことになりました。

 前編では、バスケットボールを始めたきっかけと、ミニバスケット時代の思い出について聞きました。

私、バッシュを履いてコートに立つと人格が変わるんです

——今日は、当時使っていたバスケットシューズも持っていただきました。

このバッシュは、小5から中3まで、ずっと使っていました。私、バッシュを履いてコートに立つと人格が変わっちゃうんですよ。漫画『こち亀』に出てくる本田さん(※普段は温厚だが、バイクに乗ると人格が変わってしまうキャラクター)みたいな感じで、口調も荒くなって、足も早くなって、体力が上がるんです。

——現在の雰囲気からは、なかなか想像しづらいです(笑)。小さい頃から運動が得意だったんですか?

はい。外で遊ぶのが大好きで、男の子に混ざって遊ぶことのほうが多かったです。男子も女子も一緒にドッジボールをやってたんですけど、うちの学校では、女子のほうが強かったですね。

——では、学校の運動会でも活躍していたんでしょうか?

リレーも男女混合だったんですけど、毎年リレーの選手に選ばれて、6年生のときにはアンカーをやりました。あと、組の団長をやったんですけど、その学校ではそれまで男子しかやったことがなかったので、女子で初めてだったらしいです。

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