2018年12月28日

感謝と決断の2018年。2019年はチャレンジの年にします!│寺田明日香の「ママ、ときどきアスリート~for 2020~」#17 (1/2)

 みなさん、こんにちは! 7人制ラグビー改め(!)、陸上競技の寺田明日香と申します!

 前回の連載は急遽、「特別インタビュー」として、7人制ラグビーからの引退と、陸上競技への復帰について、私の想いを取材・掲載してもらいました。読者のみなさんから多くの反響をいただき、本当にありがとうございました。引き続きみなさんに応援していただけるよう、2020年に向けて頑張っていきます。

 さて、今回は、2018年最後の連載ということで、ママアスリートとしての今年1年間の総括と、2019年に向けての想いを書いてみたいと思います。最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

あわせて読みたい:もう一度、陸上で。寺田明日香が7人制ラグビーから陸上競技に転向し、東京2020を目指す理由[特別インタビュー] 

連載開始と公式戦復帰

 2017年末に「子どもの頃の習い事」についてのインタビューをお受けしたことがきっかけとなり、4月にMELOSでの連載が始まりました。これまでもブログやSNSでさまざまな情報を発信していましたが、こうして定期的に連載をさせていただくことで自分の考えもまとまってきますし、MELOSの読者のみなさんにも私の活動を知っていただけることは本当にうれしいです。

 2017年5月に行われた7人制ラグビーの大会の試合中、トライ後に相手と接触し右足の腓骨(ひこつ)を骨折。2018年4月の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ第1戦が約1年ぶりの公式戦となりました。そこで、なんとか復帰後の初トライを決めることができました。巨大な横断幕も作っていただき、東京(秩父宮ラグビー場)開催ということもあって、多くの方々に応援をしていただいたなかでの試合でした。

 8月にはアメリカのサンフランシスコで7人制ラグビーのW杯を観戦しました。もちろん日本代表としてそのフィールドに立つことができれば一番良かったのですが、代表に戻ることができていなかったので、その目で世界最高峰の舞台を見たいと思い、行ってきました。詳細はこの連載でもお伝えしたのでここでは割愛しますが、オリンピックへの想いをより強くさせた機会になりました。

 大会後にはスタンフォード大学の練習施設の見学をしました。スポーツの本場・アメリカの素晴らしい練習環境を見られたことは刺激になり、道を切り拓いていくための体制づくりのヒントをいただきました。

 10月にはNHKさんのイベントで、教育評論家の尾木ママ(尾木直樹)さんと対談をご一緒する機会もありました。ママアスリートとして活動していくにあたり、教育に関しても新たな知識をどん欲に吸収していくことは本当に大事だと思っています。尾木ママさんにはママアスリートとして活動していく姿勢を応援していただき、とても励みになりました。

 また、9・10月には太陽生命ウィメンズセブンズシリーズの後半戦2大会が行われました。1大会目の富士会場では満足に出場が叶いませんでしたが、2大会目の三重会場では多くの試合でスタメン出場の機会を得ました。いま思い返すと、ここでのプレーが競技再転向への大きなきっかけになったと思います。

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