インタビュー
2018年3月29日

ヒップアップに便秘解消も。グラビアアイドル・吉野七宝実がボルダリングで身に付けたものは?(後編) (1/3)

 2013年頃から都内に専用施設が増えはじめ、近年はスポーツジムにも併設されるようになった「ボルダリング」。2020年の東京オリンピックでは、ボルダリングを含む「スポーツクライミング」が正式種目に決定するなど、国内でさらに普及が進んでいます。

 そんなボルダリングにハマっているのが、グラビアアイドルの吉野七宝実さん。スポーツ嫌いだった彼女ですが、今では週に2〜3回、暇さえあればボルダリングジムに通っているそう。前編ではハマった理由や女性にオススメなわけを伺いましたが、後編ではスタイルの変化や意外な楽しみを伺いました。

▼前編はこちら

スポーツ嫌いなグラビアアイドル・吉野七宝実がボルダリングにハマった理由(前編) | ビューティ, 趣味×スポーツ『MELOS』

ジムにいるベテランのみなさんは優しい

――コツを掴めば腕力は必要ないことは聞きましたが、そういったアドバイスはどなたにしてもらったんですか? スクールみたいなもの?

無料で初心者講習とかやっているところも多いですよね。でも私の場合、教えてもらっていたのは、通っていた船橋のジムを運営している、親切なおじいちゃんでした(笑)。こうやってやるといいんだよって。だいたいジムでガチで登ってる“超人”は、皆さんいい人たちでけっこう教えてくれるんですよ。

――超人ってなんですか(笑)。

ジムにはハマりすぎてる人たちなんですけど、たくさんいるんです。頑張りすぎて無理に尖ったところを掴むと、滑ったときに指先の皮が切れちゃうんですけど、その指の皮をアロンアルファでくっつけてそのまま登ったり、登りすぎてちょっと体が痛いなって思ったらロキソニン飲んで続けるっていう、個性的な人たちがいっぱいいます(笑)。

――すごい(笑)。でも、初めてジムに行って、お客さんにいきなり教えてくれとは頼みにくいですよね。

本当にベテランの“ガチ勢”の方たちは、優しいから平気ですよ。スポーツマンですから。たまに男性同士で教わっているところとか見かけます。むしろ逆にガチ勢の人たちも悩んでるんですよ。教えてあげたいけど、自分から教えにいくと“できる人アピール”みたいになっちゃうから嫌だなーって。

――そんな悩みを抱えていたんですね(笑)。どんな人がベテランか見分けるポイントみたいなのはありますか?

いま、ボルダリング用のジーンズとかもあるんですけど、そういうラフだけどオシャレな恰好している人はそうかな。あと、だいたいガチ勢はひとりで来ています。でも皆、常連だからジムで顔見知りになるので仲良くなって、同じ課題を登ってたりとか。

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