• Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • 健康
  • 筋肉はなぜ必要?筋収縮のしくみは?筋トレ初心者が覚えておきたい基礎知識

筋肉はなぜ必要?筋収縮のしくみは?筋トレ初心者が覚えておきたい基礎知識 (1/2)

 人体には約600種類もの筋肉が存在します。皆さんは、そんな筋肉についてどの程度知識があるでしょうか。トレーニングを行い、エクササイズや筋肉名などは覚えたとしても、筋肉の仕組みについてイマイチわからないという人は多いかもしれません。今回は筋トレ初心者でも理解できるように、筋肉の働きと筋肉の収縮の仕組みについてご紹介します。筋肉を理解して、今後のトレーニングに活かしましょう!

筋肉ってどんな働きをしているの?

 「筋肉は力を発揮するだけ」「カラダの見た目をよくするだけ」なんて思っている人はいないでしょうか。実のところ、筋肉はさまざまな働きを担っています。

・カラダを動かす

 皆さんがイメージしている通り、カラダを動かす働きをしているのが筋肉です。筋肉が収縮することによって関節を動かし、カラダが動くのです。しかも、皆さんが意識していない内臓も、実は筋肉です。心臓は常に動き続け、呼吸し、食べ物をうまく消化できるように動かしている。これらは、全て筋肉の役割なのです。

・熱を生み出す

 カラダには、周囲の環境が変化しても常に一定の状態を保つ“恒常性(ホメオスタシス)”という働きが備わっています。たとえば体温。外がどんなに暑かったり寒かったりしても、体温は常に36℃前後に保たれています。気温より体温を高く保っておくためには、熱を生み出さなくてはいけません。その熱の多くは、筋肉が生み出しているのです。

・カラダを安定させる、守る

 皆さんが立ったり座ったりして生活できるのも、筋肉のお陰です。地球上には、常に重力がかかっています。その重力に対抗して動くことができるのは、筋肉が力を発揮してくれているからと言えるのです。寝ている姿勢でも、筋肉は完全に力を抜かず少し緊張した状態を保っています。筋肉は休むことがないのです。

 また、筋肉は関節をしっかり安定させ、外部から受ける刺激からカラダを守る働きも持っています。

筋肉が力を発揮する“収縮”の仕組みとは

 ここでは、筋肉の収縮について解説していきましょう。

・屈筋と伸筋

 筋肉には自ら伸びる能力はなく、縮むことしかできません。しかも、縮むのもカラダの中心に向かう一方向しかないのです。分かりやすく腕で考えてみましょう。肘を曲げる際には、上腕と前腕をまたいでいる筋肉である「上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)」が縮むことによって、前腕が上腕に近づくように動いてきます。

 しかし、腕を伸ばすときはこの上腕二頭筋は自ら伸ばすことができません。そこで働くのが、上腕二頭筋の裏側についていて逆の働きをする「上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)」です。上腕三頭筋が縮むことによって、前腕が上腕から離れていき肘が伸びていきます。このとき、上腕二頭筋は自ら伸びているのではなく、上腕三頭筋の収縮によって起こる力で伸びているのです。

 このように、筋肉には必ず逆の働きをしてくれる筋肉が存在し、その筋肉のことを「拮抗筋(きっこうきん)」と呼びます。また、関節を曲げる方向に動かす筋肉が「屈筋(くっきん)」、伸ばす方向に動かす筋肉が「伸筋(しんきん)」と呼ばれるものです。

・短縮性収縮と伸張性収縮

 筋肉には縮みながら力を発揮する収縮形態と、引き伸ばされながら力を発揮する収縮形態があります。前者を「短縮性収縮(コンセントリック・コントラクション)」、後者を「伸張性収縮(エキセントリック・コントラクション)」と呼びます。これらは、どのように使い分けているのでしょうか。

 ダンベルなどの重い物を持つときを想像してみましょう。肘を固定したまま肘を曲げて持ちあげた場合、上腕二頭筋が縮むことによって力を発揮して肘を曲げています。これが、短縮性収縮です。では、下ろすときはどうでしょうか。

編集部オススメ特集

オススメ連載

ランキング

  • 最新