2020年2月26日

速報:ニューバランス、カーボンプレート内蔵の新型厚底シューズ「FuelCell TC」を日本でも発売へ。3月9日、24200円

 陸上界では、ナイキを中心とした厚底シューズ騒動が盛り上がるなか、国際陸連は一定のルールを設けることで、厚底シューズのレース仕様を容認しましたが、発表された基準に沿う新シューズを各社が発表しています。

 ニューバランスはこのほど、ソールにカーボンファイバープレートを内蔵した新製品「FuelCell(フューエルセル)コレクション」を3月9日(月)に、日本でも発売すると発表しました。

日本では2モデルを3月に発売

 今回、同社はソールにカーボンファイバープレートを内蔵したシューズを2モデルを、日本国内で展開すると発表しました。

汎用性の高い厚底シューズ「FuelCell TC(フューエルセル ティーシー)」

 「FuelCell TC」は、マラソン・トレーニング、両方のシーンで活用できるように開発された商品です。

 ミッドソールには、フルレングスのカーボンファイバープレートを内蔵。アウトソール前足部にはラバーが採用されており、耐久性と安定性が高められています。

 アッパーには通気性の良いメッシュアッパーが搭載されており、パフォーマンス向上に加えて、快適性も追求されています。

《メンズ》
品番:MRCXWM
カラー:WM
価格:24,200円(税込)
ウィズ / サイズ:D、2E / 25.0〜29.0cm

《ウィメンズ》
品番:WRCXWM
カラー:WM
価格:24,200円(税込)
ウィズ / サイズ:B、D / 22.0〜25.5cm

レースを想定した「FuelCell 5280(フューエルセル ゴニハチゼロ)」

 一方の「FuelCell 5280」は、2019年9月に数量限定で商品化されて完売となっていたもの。ハイレベルのランナーが、ハイスピードで走れることに特化したシューズだといいます。

 超高反発のミッドソール素材「FuelCell」に、マルチダイレクションカーボンファイバープレートをプラス。シューズそのものが、ランナーの推進力を後押ししてくれます。

 さらに、アッパーには伸縮性、柔軟性、サポート性にこだわったという「HYPOKNIT(ハイポニット)」を搭載。ほか、アウトソールには地面への食いつきの良い「DYNARIDE(ダイナライド)」が搭載されているので、高速走行時でも地面を確実に掴んでくれるといいます。

《メンズ》
品番:M5280
カラー:SOL
価格:24,200円(税込)
ウィズ / サイズ:D / 25.0〜27.5cm

《ウィメンズ》
品番:W5280
カラー:SOL
価格:24,200円(税込)
ウィズ / サイズ:B / 24.0〜25.5cm

 いずれの商品もニューバランス公式オンラインストアにて3月9日(月)より発売されます。

米国ではさらなるエネルギーリターンを追求した新商品も。日本は秋発売

 直近で日本で展開されるのは先の2モデルですが、米国では先行して、さらなるスピードを追求した新商品「FuelCell RC Elite(Race Competition)」も展開されます。

 同商品は、フルマラソンのレース用シューズとして開発されており、軽量かつ高反発のミッドソール「FuelCellフォーム」にフルレングスでカーボンプレートが内蔵。シリーズ最高峰のエネルギーリターンを備えているといいます。

 「FuelCell RC Elite(Race Competition)」は、米国にて3月24日(火)発売予定。日本でも、2020年秋に発売予定となっています。

 また、「FuelCell TC」については、ニューバランス銀座とニューバランス名古屋の各店舗で、試し履き(Try on)が無料で実施されます。FuelCell TCの各サイズ・ウィズが用意されており、実際に履き心地を体験できます。期間中の予約も受け付けているそうです。

《実施期間》
・ニューバランス銀座 3月9日(月)~16日(月)
・ニューバランス名古屋 3月19日(木)~3月26日(木)

<Text:辻村>