フィットネス
2020年9月29日

筋トレの負荷は高ければ高い方がいいの?ティップネストレーナーが解説

 ボディメイクに勤しむトレーニーたちが疑問に思っていることをピックアップし、トレーナーにぶつける本企画。今回は「筋トレの負荷は高ければ高い方がいい?」という質問について、フィットネスクラブTIPNESS(ティップネス)のトレーナーが解説します。

Q.筋肥大をさせたいのですが、筋トレの重量は重ければ重いほうがいいですか?いつも15回行って少し疲れる程度の重量で行っているのですが、もっと限界ギリギリまで頑張るべきか悩んでいます。

A.8~12回しか持ち上げられない重量に設定しましょう。

 トレーニング3原則「過負荷の原理」にあるように、同じ重量(負荷)でトレーニングを行っていても、筋肉は刺激に慣れ、筋肥大に結びつかなくなります。トレーニング後は2~3日の休養を取り、筋肉が修復されてから再びトレーニングに入るという「超回復」の流れによって筋線維は成長し、筋肉は大きくなります。

 筋肥大を狙う場合、8~12回しか上げられない重量を設定します。そして、その重量で8~12回行うことを1セットとし、これを2~3セット繰り返す。さらにそのセット間のインターバルを60~90秒とするのが効果的です。

関連記事:筋肥大を狙う筋トレに必須の指標「1RM(最大挙上重量)」とは?正しい測定方法を解説

[プロフィール]
山口祐也(ヤマグチユウヤ)
ティップネス五反田店所属。健康運動実践指導師・CFSC。月間セッション数は150本。

記事協力
・株式会社ティップネス
・公式サイト https://www.tipness.co.jp/

<Text:編集部/Photo:ティップネス提供、Getty Images>