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コンテナを24時間ジムに。1時間2000円前後で利用できる「ContainerFit24」が今秋に営業スタート

 斬新な完全個室のフィットネスジム「ContainerFit24」が今秋に誕生します。その名の通り、コンテナを利用したプライベート空間で提供されるサービスです。個人が周りの目を気にせずにトレーニングできるだけでなく、ジムが紹介するパーソナルトレーナーをつけたり、また友人と一緒に利用したりと、さまざまなニーズに対応します。11日まで東京ビッグサイトで開催されている、日本最大級のスポーツ・健康産業総合展示会「SPORTEC(スポルテック)2019」で取材しました。

1分30円からの料金変動制、24時間営業

 サービスの概要から紹介していきましょう。営業時間は24時間。月額無料で、使った分だけ使用料が発生する仕組みです。料金は変動制で場所や時間により異なります。夜間は30円/分くらい、日中は45円/分くらいを想定。1時間の利用料金が2000円前後になるイメージです。次に利用の流れですが、スマホで利用したい時間を指定して予約すると、利用者にはその時間帯で有効な暗証番号が送られてきます。あとは入り口で暗証番号を入力して解錠すれば利用できます。支払いはオンラインのカード決済に対応しています。

▲コンテナを利用した完全個室フィットネスジム「ContainerFit24」

▲利用できるフィットネス機器は、パワーラック、トレッドミル、アップライトバイクなど

 無人の施設ですが、セキュリティ面もしっかりと考えられています。警備会社(アルソック)と契約しており、監視カメラによりコンテナ内の24時間の安全を確保します。部屋には緊急ボタンも設置しました。無人とは言え、こうした配慮があれば女性にも安心して利用できそうですね。ちなみに窓が開けっ放し、ドアが開いたまま、などの場合にもすぐに警備員が駆けつけるとのことでした。

▲コンテナFit24の紹介VTRから。予約時間は、25分 / 55分 / 85分 / 115分 / 145分 / 175分から選べます

事業ができたきっかけは?

 ContainerFit24を展開するTKクリエイトの熊本嘉一郎氏に、事業をスタートさせたきっかけについて聞きました。

 もともと、自宅にパワーラックを置いていたという熊本氏。狭いスペースでも多様なトレーニングが行えるその利便性に着目して、小さなジムの経営を思い描き始めます。とはいえ、かねてから総合トレーニングジムの運営方法には疑問を抱いていたとのこと。「会員になったものの、実際は忙しくてあまり通えていない。そんな経験をされている方も多いのではないでしょうか。ジムの側からすれば、幽霊会員で成り立っているようなところもあります。それってどうなのと。そんな現状に一石を投じたい気持ちがありました」と明かします。

▲マシンを独占できる(順番待ちをしないで済む)のも大きなメリット

 このほか、パーソナルトレーナーが活躍できる場を創出したかったとのこと。そこでContainerFit24では、利用者とパーソナルトレーナーをマッチングするサービスも提供する考えです。「資格や経歴などを考慮して、審査に通ったパーソナルトレーナーをこちらで登録していきます。その上で、お客様の要望に沿ったトレーナーを紹介していけたら」(熊本氏)。ちなみに、パーソナルトレーナーも登録料は無料。売上から、いくらかの手数料を支払ってもらう形をとりたい、と話していました。

▲パーソナルトレーナーを呼べば、さらに充実した時間に

展開する場所は?規模は?

 ではどこに、どのくらい設置していく予定なのでしょう。「東京圏に、今年中に10店舗を出店するのが当面の目標です。場所は、大型スーパーの大きな駐車場であったり、高架下のスペースであったり。つまり、先行するトレーニングジムが出店できないようなところに出店していきます」。トレーラーハウスは建築物にあたらないため、設置場所にも融通がきくそう。当初は1箇所に2~5台を置き、実績を見て拡大していき、ゆくゆくはフランチャイズ展開も視野に入れられたら、と話していました。

▲クルマが駐車できるスペースがあれば、どこでも置けるのが強み

気になるあのこと、このこと

 トイレ、シャワー、洗面所などはありません。このことについて聞くと「近所にジョギングしに行く気持ちでご利用いただければ」と熊本氏。逆を言えば、無駄を究極まで削ぎ落としたからこそ、このサービスが成り立つのでしょう。もっとも設置された場所によっては、ショッピングセンターの洗面所などを借りることもできそうです(ドアはスマートロックのため、その時間帯に有効な暗証番号さえ忘れなければ、何度でも出入りが自由です)。そして同伴者がいても(同伴者は会員に限る)利用でき、しかも支払いは予約者にのみ生じるとのこと。つまりは、仲間と利用して折半にしても良いとのことでした。

 柔軟な発想により、従来のトレーニングジムの常識を打ち破っていく自由度の高いContainerFit24。秋以降の展開に注目です。

<Text & Photo:近藤謙太郎>

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