フィットネス
2023年6月15日

二重跳びのコツと、できない人のための練習方法。縄跳びが上達するポイントとは (1/2)

縄跳び(なわとび)は、広い場所を取らず、ロープ(縄)と平らな地面さえあれば行うことができます。

しかも、なわとびを数分間行えば、ゆっくりしたジョギング20~30分と同等のカロリーを消費できると言われており、短時間で脂肪を燃焼できる有酸素運動として、最近人気を集めています。ランニングや筋トレなどとあわせて、ダイエット中に取り入れたいメニューのひとつでしょう。

今回は、その中でも「二重跳び」について解説します。

二重跳びの効果とは

「二重跳び」は運動強度が高く、心肺能力をアップさせるのに効果的です。二重跳びを連続して行うということは、陸上競技でいえば400メートル走や800メートル走といった中距離を全力で走りきるようなもの。

これをトレーニングに組み込むことで、爆発的なスタミナを取得することが可能です。

ところがこの二重跳びは、ある程度の回数を連続してできるようにならないとトレーニング効果が得られません。走ったり泳いだりするときと異なり、縄跳びでロープに引っかかった時間は運動が止まってしまうからです。

二重跳びが1回もできない、あるいは数回しか連続して行えないという人は、まずテクニックを習得する必要があります。

まずは1回跳びで正しいフォームを体に慣れさせる

いきなり二重跳びを始める前に、1回ずつ跳ぶ普通の縄跳びを練習しましょう。

足を入れ替えたり、走るように跳んだりする方法もありますが、二重跳びに繋げるためには両足を揃えて跳びます。

このとき、体が天井から吊り上げられているような感覚で、体の軸をまっすぐに保つのがコツ。地面を見つめるとバランスが崩れてしまいますので、視線はまっすぐ前方に定めます。

もし鏡があれば、フォームを確認しましょう。1回跳びが、最低でも100回連続してできるようになったら次の練習に進んでください。

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