2018年12月21日

よく噛める=よく動ける。歯とスポーツの密接な関係とは (1/3)

 「芸能人は歯が命」とはよく言ったもので、きれいな歯を持つ人って清潔感があって第一印象が良いですよね。

 実は、歯を大切にすることは、見た目以外に、スポーツや運動にも良い効果があるってご存知ですか? 今回は、そんな「歯」と「スポーツ」の密接な関係について紹介していきます。[Sponsored/株式会社フィリップス・ジャパン]

口の健康は、全身の健康の源

 公益財団法人日本歯科衛生士会によれば、口の健康は、全身の健康の源であり、口の健康を保つことは全身の健康維持につながります。

 しかし、現在、成人の約8割が歯周病を患っているというデータがあります。原因は、細菌性プラーク(歯垢)による細菌感染症に加え、先天的な遺伝疾患や糖尿病などの全身疾患、さらにストレスや食生活、喫煙などの環境因子などさまざまです。

 また、厚生労働省によれば、歯周病に代表される歯科疾患により、50歳以降では平均して2年に1本強の歯が喪失していくというデータもあります。これにより、80歳以上の1人平均現在歯数は4.6歯と、かなり少なくなっています。

 歯周病は、心臓や循環器疾患、糖尿病といった他の生活習慣病にも深く関わっていることが報告されていますから、いつまでも変わらず健康でい続けてスポーツを続けるには、「健口」が重要だということになります。

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