2019年11月13日

東京五輪チケット、第2次抽選販売受付がスタート

 東京2020オリンピック観戦チケット第2次抽選販売受付が、特設サイトにて本日13日(水)よりスタートしました。

第2次抽選販売の対象競技は?

 いよいよスタートした第2次抽選販売。前回までの第1次抽選販売や追加抽選販売との違いはどこなのでしょうか?

 今回初めて販売が解禁されるのは、ボクシング。前回までは抽選対象外だったので、ひと際注目を集めそうです。一方、前回まで販売されていたのに、今回は対象にならない競技が、水泳のマラソンスイミング、そして開催地が変更となった男女マラソン、陸上トラック&フィールド、馬術の総合馬術、クロスカントリー団体兼個人、トライアスロンです。

 なお、今回販売の対象外となっている競技・セッションについては、販売詳細が決まり次第、東京2020公式ウェブサイト等で案内されることも明かされています。

第2次抽選販売の対象者は?

 現状、観戦チケットが当選していない方にとってはやや残念かもしれませんが、第2次抽選販売では全員が抽選申込受付対象となることが発表されました。

 発表によれば、第1次抽選販売や追加抽選販売、パラリンピックの第1次抽選販売での当落結果が今回の抽選に影響しないことも明記されているので、完全に平等な争いが繰り広げられるといってよさそうです。

 なお、第2次抽選販売申込における最大申込枚数は、第1希望と第2希望それぞれ18枚ずつ、最大当選枚数は18枚となっています。申し込みの際には、希望した座席の抽選結果が「落選」となっても、1つ下の席種のチケットが販売定数に達していない場合に抽選対象とすることができる「カスケードサービス」も利用できるので、有効に活用したいところです。

第1次抽選販売の申込傾向も明らかに

 抽選に申し込む場合、一体、どの競技が当たりやすいのかは気になるところですよね!東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、第1次抽選販売における申込傾向も発表しています。その内容は、次の通りです。

・過去大会で日本人がメダルを獲得している競技や、人気の高い競技を中心に、決勝セッションの申込は多かった。
・最上位席(A 席)と最下位席に比較的申込が多かった。
・金曜日夜や土曜日開催のセッションは申込みが多かった。一部の競技を除いて平日昼間のセッションは比較的申込が少なかった。
・席数が多い会場での競技や予選のセッション数が多い競技は、比較的申込が分散する傾向があった。

 ぜひ、第2次抽選販売申込の参考として活用しましょう!なお、抽選販売の申込受付は、特設サイトにて本日13日(水)より26日(火)11時59分まで実施されます。

<Text:辻村>