ギア&アクセサリー
2019年4月12日

アメリカの人気ランニングシューズブランド「BROOKS」が日本に本格上陸。伊藤忠商事とアキレスが展開へ

 アキレスが2020年春夏シーズンから、米ランニングシューズブランド「BROOKS(ブルックス)」を販売すると発表しました。

1914年創業の老舗ブランド「BROOKS」

 日本市場での発売が決まったBROOKSですが、その歴史は100年超と長く、1914年に米国ペンシルバニア州で創業されました。

 昔から機能面でも評価されており、1970年代には、スニーカーのミッドソールなどに使用されている世界初のEVA(エチレン・ビニール・アセテート)ソールを活用したランニングシューズを開発したほか、ランナーの体の大きさごとにクッショニングを変えるシステム「DNA」を開発。最近では世界初の3Dスキャンによるフルカスタムランニングシューズの開発も行っています。

伊藤忠商事が独占輸入販売権を取得

 BROOKSの日本市場正規取り扱い決定は、伊藤忠商事(以下、伊藤忠)が同社の独占輸入販売権を取得したことに端を発します。

 アキレスは、日本国内におけるBROOKSシューズの総販売代理店契約を伊藤忠と締結。これにより、BROOKSの日本上陸が実現しました。伊藤忠は、2020年春夏から日本での展開をスタートし、3年後に小売上代ベース売上30億円を目指すとのことで、その期待の大きさがうかがえます。

<Text:辻村>