2018年10月8日

平成最後の「体育の日」!そもそもどんな祝日だっけ? (1/2)

 10月8日(月・祝)は、平成最後の「体育の日」。3連休でよろこびを感じている方も多いのではないでしょうか。ですが、この「体育の日」、そもそもどんな趣旨の祝日かご存知ですか? 今回はそんな「体育の日」についてご紹介します。

「スポーツに親しみ、健康な心身をつちかう」日

 「体育の日」は、1966年(昭和41年)に制定された祝日です。

 現在は10月の第2月曜日が「体育の日」となっていますが、当初は10月10日がその日でした。10月10日は、1964年東京オリンピックが開会した日。この日を体育の日に選んだ理由について、文部科学省は「オリンピツク東京大会の輝かしい成果とその感激を記念し、これによって体育の重要性について認識を深める意味でその開会式の日を選んだ」と説明しています。

 気になる「体育の日」の趣旨については、「スポーツに親しみ、健康な心身をつちかう」と説明されており、体育の日の生かし方については、「国民のひとりひとりが、自分の健康や体力に関心をもち、その現状をよくとらえ、それにふさわしい各種の運動に進んでしたしむようにすることが望ましい」とされています。

 皆さん、10月8日(月・祝)はどのように過ごしますか? 家でノンビリというのも普段の疲れを癒すために大事なことですが、せっかくの「体育の日」ですから、外に出て、家族や友人とスポーツに勤しんでみてはいかがでしょうか。ちなみに、家庭を持つ方に向けては、文部科学省からこんな一文も。

「家庭は家族全員の健康や体力について、積極的にその保持増進をはかる大切な役割をもっている。そこで、体育の日においては、家族がそろって野外にでかけたり、スポーツに親しむなどの諸活動が活発に行なわれることが望ましい」

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