インタビュー
2018年8月30日

愛乙女☆DOLL・太田里織菜「アイドルと部活の両立で体力と精神が鍛えられた」(前編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#14 (1/3)

 スポーツにガチで打ち込んだ経験を持つアイドルに、その思い出や競技の魅力について語ってもらうインタビュー連載「アイドルと、スポーツと、青春と。」。

 今回お話を聞いたのは、愛乙女☆DOLL(ラブリードール)の太田里織菜さん。幼少の頃から運動が大好きだった太田さんは、小学校時代から芸能活動を始め、中学2年生からアイドルグループに加入するも、中学3年間ソフトテニス部に所属。仕事と並行して卒業まで二足のわらじを履き続けました。

 また、現在はアイドルフットサルリーグ「バロンiドール杯」に参加しており、サッカーにも興味を持ち始めているとか。

 前編では、幼少期の思い出や、ソフトテニス部に入ったきっかけ、どんな練習をしていたか振り返ってもらいました。

小さな頃から外で遊ぶのが大好きだった

——小さい頃から運動好きだったとのことですが、どんな子どもだったんですか?

外で遊ぶのが大好きでしたね。小学校でも、休み時間はいつもドッジボールをやってました。男子と一緒に遊ぶことも多かったです。住んでたのが田舎だったからかな、学校から帰った後も自転車に乗って遠くまで出かけたり、近くの大きな公園で遊んでたりしてました。

——習い事はなにかやっていましたか?

幼稚園からピアノを8年、小学校では水泳を5年、英会話も4年くらい続けてました。あと小学4年生のときに、エイベックスのオーディションに合格してからはボイストレーニングとダンスを始めて、中学校でNMB48に入るまで続けてました。泳ぐのは楽しいので、最近もまた始めたんですよ。

——芸能活動もしていたのに、習い事もたくさんしていたんですね。中学生になってからは部活でソフトテニスをやっていたそうですが、これはどんなきっかけがあったのでしょうか?

小学校から芸能活動を始めてたので、お母さんからは「負担が少ないように、コンピューター部や美術部など、スポーツ以外の部活にしてほしい」って言われてたんですよ。でも、やっぱり体を動かすことが好きだったので……。バスケ部とかバレーボール部は、小学校から続けてる子が多くて入るのに勇気がいりそうだったので、初心者が多そうなソフトテニス部を選びました。ドラマを見てテニスラケットを持って学校に行くのに憧れてたので、買ってもらったときはうれしかったです。

——けっこう形から入るタイプですか?

そうですね(笑)。ラケットのブリップにもこだわって、キティちゃん柄を買ったのを覚えています。

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