2019年2月9日

一人で走るのも飽きてきた!仲間と走る「リレーマラソン大会」の魅力と楽しみ方 (1/2)

 ランニングを始めたものの、いきなり大会に出場するのはハードルが高い。そんな方は、仲間を誘って『リレーマラソン』に挑戦してみてはいかがでしょうか。友達や家族、職場の同僚など……。リレーマラソンを通じて、ランニングの新しい楽しさが見つかるかもしれません。ここでは『リレーマラソン』について、その魅力と楽しみ方のポイントをお伝えします。

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リレーマラソンってどんな大会?

 大会によって人数規定は異なりますが、リレーマラソンは2名以上の複数メンバーでチームを組んで走ります。多くの大会では“タスキ”が用いられ、メンバーは好きな順番でこのタスキを手渡しながら走る流れです。リレーという名称ではあるものの、見た目は駅伝に近いでしょう。

 距離はハーフマラソンやフルマラソン、あるいは4時間走のように時間単位で総走行距離を競うものなど多様。細かなルールは大会によるものの、1人当たりの走る距離、あるいは走る順番は自由という場合が多いでしょう。最終的に規定距離を走り切る、あるいは規定時間を走り続けて競技が終了です。なお、一度走ったらその人の順が終わるのではなく、ほとんどのリレーマラソンでは何度でも繰り返しタスキを受け取って走れます。

リレーマラソンだけの魅力

 リレーマラソンはタスキを繋ぐという特性から、2km前後の周回コースで開催されることが多く見られます。そのため、「長い距離はちょっと自信がない」という方でも気軽にチャレンジできるでしょう。自身の実力に応じた距離を走れば良いという気軽さは、リレーマラソンの持つ大きな魅力です。

 また、周回毎に仲間のいる場所(スタート・ゴール・タスキ渡し地点)を経由します。頻繁に仲間と顔を合わせ応援が受けられれば、走るモチベーションも維持しやすいはずです。短い感覚で「いつでも仲間が変わってくれる」という安心感があると、思い切り走ることができるかもしれません。

 なお、誰かが走っている間は、応援や仲間同士のコミュニケーションに時間が使えます。その交流から、お互いを知るキッカケにもなるでしょう。親子の絆を強める、あるいは職場内で部署を越えた仲間を作るなど、貴重な時間が得られるはず。さらに“マラソン”という1つの競技を軸に集まっているため、ゴールへとタスキが繋がった際には、その達成感から強い結束力や仲間意識が生まれます。

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