インタビュー
フィットネス
2017年9月28日

「マイナス10㎏に成功。もうマラソン中毒ですね(笑)」。サブスリーランナーの福島和可菜(前編)┃ガチでマラソンに挑む女性たち #2 (1/3)

 マラソンブームの中で、女性ランナーの姿を以前よりも見かけるようになりました。それはアイドルや女性タレントといえども例外ではありません。中には、フルマラソンに参加するなど、本気でマラソンに取り組む人もいるようです。

 彼女たちはいったいなぜ走るのでしょうか? 本連載ではガチでマラソンに取り組む、アイドルや女性タレントの素顔に迫ります。連載の第2回に登場するのは元自衛官で、女性芸能人のフルマラソン最速記録(2時間57分51秒)を持つサブスリーランナーの福島和可菜さん。

 今回、福島さんに前後編にわたって、トレーニングや大会に出るうえで大切なことを伺いました。前編では日頃、福島さんが行なっているトレーニングの内容から、マラソンを始めて起こった変化や成長に迫ります!

▼後編はこちら

「マラソン大会ではご当地の観光や食事も楽しんで。トレイルランもおすすめ」。サブスリーランナーの福島和可菜(後編)┃ガチでマラソンに挑む女性たち #2 | ビューティ×スポーツ『MELOS』

大ケガをして激太り!本格的にトレーニング開始

—マラソンを始めたキッカケを教えてください。

2006年から国内外のマラソン大会に出場したり、お仕事で舗装されていない山道を走るトレイルランニングをしたり、マラソンに触れる機会はあったんですが、本格的に始めたのは2014年からですね。キッカケは足のケガ。私、自宅で爬虫類をたくさん飼っているんですが、その水槽を足の上に落としてしまい23針も縫ったんです。ケガで動けなくなり、10kgも太ってしまって……。動けないのもつらかったし、「痩せるためにも運動しなきゃ!」って。

—ええ!? それはつらかったですね。

痩せるためだけなら他の運動でもよかったんですが、ちょうどその頃、マラソンランナーの谷川真理さんから「マラソンのトレーニングを始めてみたら? 和可菜ちゃんなら速く走れるようになるよ」と勧められて、谷川さんのような実績のある方にそう言っていただけるなら、マラソンをがんばってみようかなと思いました。

—具体的なトレーニング内容を教えてください。

ケガをしていた当時の私のフルマラソンのタイムが3時間50分だったんですが、まずは3時間30分を切るという目標を立て、フォームの改善に取り組みました。

週に100km走る。食事制限なし。自分流のライフスタイルを貫く 

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